東京の人が使うんじゃない。地方の人が使うか。それが重要だ。
2016, 05/10
お取引先の施工会社の人と会話をしていたときに「スマホのアプリゲームを作っている会社、儲かっていますよね。」という話題になりました。
確かに、すごい儲かっていますよね。
僕もやっている白猫プロジェクト、というゲームを作っているコロプラの、前期の決算は、
売上高 723億円
営業利益 323億円
という、ものすごい利益率です。
本当に儲かっていますね・・・。
でも、僕はアプリゲームで過去に一度も課金したことがないので、「課金する人って、身近にいますか?」と聞いたら、
工事現場の人たちではとても多い層で、かなりの人がスマホゲームを課金してやっているとのこと。月1~3万円くらいだそうです。
また、地方に行けば行くほど、ゲームプレイヤーは増える傾向にあるとか。
確かに、娯楽が少ない地域の方がスマホゲームは流行りそうだなぁと納得しました。
また、高所得の人で課金する人は少なく、低所得の人ほど課金する人が多いというのも、え?と思ったものの、
これも妙に納得がいきました。
で、気づいたのです。
都市部は人口が多く、比較的所得が高い。 だから、都市部に向けたサービスばかり考えてしまいがちである。
しかし、都市部に住んでいる人口を足し合わせても、全体の数を足すと地方に住んでいる人口の方が多くなるわけで、
地方の人にも使ってもらえるサービスを作らないと、大きく育たない。
不動産向けサービスについて考えると、家賃水準や土地の値段の違いから、どうしても地方向けサービスを疎かにしてしまうのですが、
やはり、地方向けサービスも重要なんだな、と、思いました。