ドナルド・トランプは狡猾なのか
2016, 06/01
ドナルド・トランプが共和党の代表候補となり、日本のメディアでも「ドナルド・トランプが大統領になるかどうか」を、よくワイドショー的に議論しています。
その中の評価の一つに、「彼はとても知恵が働き、器用で、狡猾な男です。」とのコメントがありました。
僕にはとてもそうは見えません。
トランプはとても不器用で、好戦的で、野心家で、牙をむき出しにしてどちらかが死ぬまで戦い続けるタイプだと思います。
器用なら、もっと、敵を増やさず、懐柔し、うまいことやるだろうな、と。
トランプがもし、もっと器用で、狡猾で、それにも関わらず、今と同じだけの野心と達成意欲を持っていたら、もっとすごい不動産王になっていたのではないでしょうか。
僕は、彼の「なにがなんでもやり抜く」ことの強い、強い意識についてはとても尊敬をしています。
彼の著書を何冊も読んでいるのは、その意欲をもらえるからです。
でも、大統領には絶対になってはいけないと思います。