急成長アジア企業を批判している場合ではない
2016, 09/26
今はNECのパソコンを使っている私ですが、この機種の前は、Lenovoを使っていました。
で、いろんな人に言われたんですよ。
うわっ、Lenovo。ダサっ。
的な。
で、今のNECになってからは、言われなくなった。
でもね、すでにNECのパソコン事業はLenovoの傘下だし、IBMもLenovoの傘下だし、Lenovoは今、世界で最大のパソコンメーカーなんですよ?
Lenovoを援護したいという意味ではなく、急成長アジアメーカーを無条件に「ダサっ」とか「壊れやすそう」って断じる風潮は、危ないな、と思っています。
韓国のサムスンについても、サムスン製というだけで批判する人もいますが、多くの国内製PCの液晶とメモリーはサムスン製が使われています。
また、世界中の液晶や家電のシェアでも、日本を圧倒しており、トップブランドとして各国で受け入れられているのです。
もう一度言いますが、サムスンを援護したくて書いている訳ではありません。
日本以外のアジア製品=日本製品より下、って思っている感覚が危険です、という意味です。
ライバル視をするのは良いのですが、相手を格下と侮ったら、危ない。
映画や漫画でも、格下を侮ったやつは確実に負けるでしょ?
だから、すぐにでもLenovoやサムスンなどの国際メーカーを侮る気持ちは捨てた方が良いと思います。