ニッチ戦略
2016, 11/09
ニッチ戦略、という言葉をご存知でしょうか?
多くのマーケティングで推奨されている、戦略の一つです。
「小さいな池の大きな魚になれ。」と例えられます。
例えば、「健康」というテーマを見たときに、健康にかかわる市場全部を取りに行くのではなく、「健康」の中の「体調管理」の中の「血圧」の中の「血圧計」の中の「家庭用血圧計」というように、市場を絞って、そこに特化し、その分野の中でNo1を目指す、という戦略です。
最近、マーケティングを勉強していて、改めてこのニッチ戦略の重要性を理解したのですが、ライナフは意図せず、ニッチ戦略を実施していることに気づきました。
それが、「スマート会議室」という、貸し会議室の運営システムです。
「不動産」の中の「ビル」の中の「貸し会議室」という運用方法の中の「管理システム」という分野。
ニッチですね。
このブログの読者の中で、貸し会議室を予約して使ったことがある人、少ないと思います。
以前は、シェアルーミングという「不動産の空いている部屋はなんでも使える」という、大きな市場を狙いにいったサービスをメインに展開したのですが、結局、様々な用途にシステム設計が耐え切れず、シェアルーミングを拡大させるのは諦めました。(今は)
それに対して、スマート会議室の市場のなんとニッチなことか!
貸し会議室運営システムというものを出しているのは、国内でうちだけです。(今は)
選択と集中、ニッチ戦略。
次のステージに進むためには、絶対に欠かせない視点です。