最高に使いやすいことが、最高の競争力を生む
2016, 12/14
サービスの競争力はどこで生まれるか?
どこでライバルと差がつくのか?
以前だと、広告宣伝の力が大きかったです。
大資本が広告宣伝を広く実施したり、パワフルな営業で席巻したり。
ところが、時代は変わりました。
「使いやすいこと」が圧倒的に力を持ってきたと思います。
SNSによって口コミの力が強くなったためでしょう。
メルカリにしろ、Airbnbにしろ、Uberにしろ、世界的に広がった新サービスは、どれも使いやすい。
すごく使いやすくて、わかりやすい。
細かい設定とかいろいろできるけど、それを普段はまったく意識することはなく、とにかく、使いやすい、わかりやすい画面を究極まで目指しています。
日本の家電製品が、多機能で複雑になっていった、その真逆です。
そして、使いやすければ、後から大手企業が参入してきても勝ち切ることができる時代になってきました。
これはベンチャーにとって朗報です。
サービスがヒットして、うまく行っていたところで、大手がお金をつぎ込んで参入してくると、簡単にひっくり返されていましたが、今は違います。
逃げ切れます。
ベンチャーにお金がつくようになったのも大きいですね。
良いサービスを作っていれば、逃げ切るためのお金が集まるようになった。
サービスを作って、その認知の向上や広告宣伝を考えることはとても大事ですが、それ以上に、使いやすいことを追求することがより重要な時代となりました。