大きな目標を達成する方法
もはや恒例のようになってきた、他人に会社をディスられた(批判された)愚痴ですw
ライナフの事業について説明をすると、よく「鍵のメーカーじゃあ、そこまでスケールしない。」とか「内覧の市場ってそんなに大きいの?」とか「貸し会議室かぁ。市場規模小さいよね。」とか、言われます。
ようするに、今、ライナフがやっている事業の市場規模が小さい(=ニッチ)だから、将来性がない、と言われるのです。
ちなみに、これらの指摘をする人はだいたい起業をしたことがない人です。
もうね、なんというか、がっかりです。
今のライナフの事業内容を見て、ライナフが大きくならない、と判断するなんて、悲しすぎます。
もし、あなたが、「世界一の銀行を作る」という目標を立てたとしましょう。
どのような行動をとりますか?
大手銀行に入って出世を目指す人もいれば、中堅銀行に入って改革をしようとする人もいれば、自分で銀行を立ち上げようとする人もいるでしょう。
僕ならたぶん、楽天が銀行を買収して楽天銀行を作ったように、インターネット事業で成功させてから銀行を買収するのが一番近道かな、と考えます。
どの方法をとるにしても、いきなり世界一の銀行を作ることはできないわけで、そのために、目の前の小さな成功を積み重ねていく必要があるのです。
もし、あなたが、「誰もが気軽に移動手段として使える航空会社を作ろう。」と目標を立てたとしましょう。
まず、どこから取り掛かりますか?
航空会社をいきなり作りますか?
無理ですよね。
僕ならたぶん、まずは航空券の比較サイトを作って、広告収入やシステム料を積み上げながら、次にLCCと提携し、一定数の座席在庫を自社で抱えて格安で販売し、その先にいくつかのステップを経た後に、航空会社の設立にいたる、という手順を踏むでしょう。
これなんですよ、会社を大きくする、ということは。
ここが、大手企業だけやってきた人にはわからんのですよ。
今、ライナフがやっている事業を見て、「内覧の会社だよね。」「会議室の会社だよね。」って言っている人は、どうせ10年前にはAmazonのことを「本屋だよね。市場小さいねー。利幅小さいねー。」って、言っていた人たちなんですよ。
ライナフが目指しているのは、もっとずっと大きな目標です。
その大きな目標を達成するために、今、目の前の事業を必死に頑張って、小さな成功を積み重ねているところなのです。
そして、世の中のベンチャー企業はみんなそういう会社なのです。たぶん。
だから投資家の皆さん、大企業の皆さん、ぜひ、事業モデルを聞いたあとに、「そこから先は、最終的にはどうしたいの?」と聞いてあげてください!
きっと、面白い世界観が出てくると思います!