面接での出来事
2017, 02/15
社会人2年目の女の子が、ライナフの海外事業に興味がある、ということで面接に来ました。
話を聞いていると、
・新しいことをやりたいけれど、今の会社の中ではやらせてくれない。
・上司からは、目の前の仕事を一人前にできるようになってから言え、と言われる。
・今の会社でも浮いた存在になりつつある。
とのこと。
話をいろいろ聞いていると、僕が感じる感想は、彼女の上司が言っている言葉とまったく同じで、
まずは目の前の仕事をちゃんとできるようになってからじゃないと、新規事業を任せるなんてことは到底できないよ。
でした。
それはまるで、まだ釘をちゃんと打てない大工が、1棟の設計をやりたい、というような。
まだキャッチボールがちゃんとできない野球少年が、真剣勝負をしているプロ野球に出ようとしているような。
目の前の与えられた仕事をしっかりとできていない、社会人3年以内の子に、本人が持ち込んだ新規企画を任せるのはリスクが大きすぎます。
というより、本人が途中で諦めて投げ出すのが、目に見えています。
もしそれが待てない、自分のペースでやりたいのなら、起業しましょう。
ちなみに、起業をしても、結局、銀行や投資家を説得するときに、「まずは目の前の事業をちゃんとできているか。」が見られるので、同じ結果になると思いますが。
目の前の仕事が出来ていれば、おのずと、新規の仕事は増えてくるものです。