モノを提供するのではなく、結果を提供する

今の時代の流れの１つとして、所有権にとらわれず、結果としてのサービスを提供するモデルが広がっています。
例えば、Uberは車を提供するのではなく、移動を提供しています。
例えば、TANITAは血圧計ではなく、健康管理を提供しています。
例えば、Airbnbは不動産ではなく、希望した期間、家具付きで住むことのできる情報を提供しています。
これまでは、モノの所有権を提供し、その結果、ユーザーは移動だったり健康管理だったり居住をしていたものが、今は、結果（サービス）をダイレクトに提供する時代になってきました。
この事実は、多くの企業に新しい事業モデルを迫っていると言えます。
量産したモノを販売し続けるモデルを、転換する時が来たのではないでしょうか。
洗濯機ではなく、宅配クリーニングが主流になる時代がくるのでは？
立派な台所設備ではなく、食べたい食べ物がすぐに届けられる時代がくるのでは？
出版の世界では、すでに雑誌や本というモノの所有権から、電子ペーパーによる配信のスタイルに変わってきています。
この、モノではなく結果（サービス）を提供する流れは、止まることなく、どんどん進んでいくでしょう。