優秀な営業、その先に
営業たるもの、すべからくトップを目指し、カリスマと呼ばれる営業になるために努力をすべきだと思っています。
トップを目指す心意気の営業が多ければ多いほど、創意工夫が生まれ、競争が生まれ、やる気が生まれ、良い循環に入っていきます。
営業をしているうちは、「自分は〇〇の部分も頑張っているから。」と自分に言い訳をしていはいけません。
何か別のプロジェクトを頑張っていたとしても、営業で1位を目指す必要があります。
1位を目指した結果、1位にならなかった営業は存在価値が大きいですが、1位を目指さなかった営業に存在価値はない、と言っても過言ではありません。
では、1位をとって優秀な営業となった、その先は何があるでしょうか?
ここからは、大きな分岐点であり、あらゆる面での活躍が期待されています。
1:教育・・・自分よりも数字の出ていない社員をどうすれば自分と同じぐらいに数字を出せるようになるか、教育をしてくポジションです。
2:マーケティング・・・どうしたら売れるか?どのように売るか?を考える、営業戦略の立案に入ってくポジションです。営業時代に「もっとこうしたらいいのに!」が実現できます。
3:製品開発・・・新製品の開発するポジションです。「こんな商品があったらいいのに!」と営業時代に思っていたことを、実現できます。
上記3つが王道ですね。
これらはいずれも、営業経験を活かして会社の数字を2倍、3倍にする可能性がある、上流工程だと思います。
このうちのどれかに取り組んで、さらに結果を残すことができれば最後は、経営、に来てほしいというのが、社長の想いでしょう。
もちろん、営業の現場担当が大好きだから、現場がよい!という気持ちもダメではありません。
ただ、より上流の工程に来てほしい、というのは会社としての痛切に感じるところではあります。
サラリーマン時代から独立を決めていた僕は、上司から「出世したくないのか?」と言われ、「いえ、特に。マネジメントや経営を目指すつもりはなりません。」と答えて、がっかりさせていたのを思い出しました。