ベンチャーと大企業のカルチャーが違う理由
2017, 05/22
ベンチャーと大企業の社内風土、カルチャーは大きく違います。
そんなの当然だろ、と思う人も多いと思いますが、ベンチャーが大きくなっても、日本のこれまでの大企業のようなカルチャーにはなりません。
楽天やサイバーエージェントが大きくなっても、旧来の大企業のカルチャーには決してならないのと、同じです。
海外の企業と仕事をしていたときに思ったのですが、海外の企業は当然ながら、日本とは違うカルチャーを持っています。
仕事に対してもプライベートに対してもカルチャーが違い、あぁ、やはり国によって違うんだなぁ、と思いました。
ベンチャーと大企業のカルチャーの違いは、この、国による違いがそのまま反映されるようになります。
なぜかと言うと、ベンチャー企業がもつカルチャーはアメリカのシリコンバレーの影響を強くうけており、創業当初から「Facebookではこうやっていた。」「Googleはこうらしい。」というように、成功したベンチャーの良いところを一生懸命まねてきました。
その結果、ベンチャー企業が持っているカルチャーの多くは、シリコンバレーの影響を受けており、旧来の日本の企業文化とは異なるものになったのだと推測されます。
今、オープンイノベーションが叫ばれるようになり、大手企業とベンチャーとの連携が増えてきましたが、海外との取引が難しいのと同様に、お互いのカルチャーを尊重し、理解しようと努力をしないと、なかなかうまくいかないのでしょう。