やっぱり既存ビジネスモデルは強い
学生の頃からいろいろなビジネスモデルを考えるのが好きで、これをやったらヒットするかな?あれをやったら利益出るかな?とか、毎日考えていました。
で、実際に会社を経営するようになってそれを実践できるようになったのです。
毎日楽しく、あれこれ考えていたビジネスモデルを実践しています。
が、しかし!!
思っていた以上に、利益を出すということは難しいです。
世の中の業種の中で、利益を出している会社をみると、やはり既存のビジネスモデルは強いですね。
ライナフは不動産テックという不動産×ITの会社なのですが、不動産の様々な事業モデルを見ていると、昔からある業態にまったくかなわないです。
それは、売買・賃貸仲介(仲介手数料モデル)であったり、仕入れ転売(仕入れてリノベして高値で売る)であったり、不動産賃貸業(賃貸不動産を購入して家賃収入)であったり。
これらの事業モデルは、社員3名程度の会社でもゆうに年間数千万円~数億円の利益を出すことができます。
私の知り合いで、僕と同時期に起業した方は不動産業をメインとしたコンサルティングをされているのですが、すでに年商数億円、利益も億単位で出されており、なんかもう、頭が下がる思いです。
不動産に限らず、証券、保険、通信などは、ほんとに強いビジネスモデルだと思います。
特に通信については、20年前と違って全国民が平均月額5000円を通信会社3社のいずれかに払っている、という現状を考えると、恐ろしい売上と利益です。
新しいビジネスモデルを考えるのは楽しいですが、利益を取るポイントは、既存ビジネスモデルに寄せていった方が上手くいくのではないか、とよく考えるようになりました。