怒ることはエネルギーが必要だ
2017, 09/27
高校生くらいから、「相手の目の前で怒る人は、人として未熟だ。」と思っていました。
感情をコントロールできない、未熟な精神の持ち主だと思っていたのです。
腹が立っても、それを表には出さないことが、成熟した大人の行動だと思っていたのです
ですが、最近はこれが間違っていたと思うようになりました。
相手が目の前にいるときに、怒る。
それは、目の前の人に、熱意をもって伝えたいことがあるとき、大事なことだと気づきました。
その考え方がなぜ間違っているか、どう考えるべきか、を熱意をもって伝えたいとき、怒るべきなのです。
怒るのはエネルギーが必要です。
一番簡単のは、腹が立っても「あぁ、そう。わかりました。あとはこっちでやっておきます。」ということです。
その人に頼んだ自分が悪かったな、と反省して、自分でやるか、別の人に頼む方が、よっぽど楽です。
そうして楽をしたい気持ちを、ぐっとこらえて、自分の想いを、考えを、全力でぶつける。
相手の目が覚め、考えが変わるくらいの熱量で、伝える。
怒るというのは、すなわちそういうことだと思うのです。
正しい怒り方をできる人は、怒らない人よりも100倍愛があるんだ、と思うようになりました。