株式会社ライナフ

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CEO BLOG
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休むことはとても大事です。

2018, 06/05

頑張っている会社は、みんな長時間働いている・・・・。
この考え方が、会社を危ない方向へ持っていくことを、しみじみ感じるようになりました。
長時間労働が努力の証、となると、みんなどんどん、長時間労働をするようになります。
ただ、長時間労働は、一過性のドーピングのようなものです。
その時はすごい成果が出ても、続きません。
そして、体と精神に影を落とします。
最近、長時間労働において最も、危険を感じるのは、考え方の部分です。
長時間労働の理由が、「プロとしてやり切りたい」や「自分のために働きたい」ではなく、「会社にために働く」ことになりやすい点です。
会社のために働くこと自体は、会社がチームであることを考えると、喜ばしいことなのですが、その結果、疲労をどんどん溜めて行った時に、人は「自分はこれだけ尽くしているのだから、見返りがあってしかるべきだ。」と思い始めます。
これは、恋愛と似ています。
ディズニーランドに行ったカップルは別れやすい、という都市伝説がありますが、あれと同じです。
ディズニーランドにカップルで行った場合、ディズニーが好きな女性は「自分が行きたかった。」から、心から楽しむことができます。
一方、男性は、「彼女が行きたがったから。」彼女の笑顔のために、行くことになります。
最初は、にこにこして一緒にいた男性も、歩き疲れて、そしていつまでも「今日は連れてきてくれてありがとう。」と言わない女性に、嫌な感情を持ち始めてしまうのです。
彼女は、彼氏もディズニーに行きたがっていた、と勘違いしてしまっているため、「なんでそんなに不機嫌なの?」と、今度は彼女も機嫌が悪くなってきます。
これこそ、休日出社による精神汚染と同じです。
「こんなに働いているのに、なぜ会社は自分を認めてくれない。」「なぜ結果がでない。」「休日出社しているんだから、結果が出なくても仕方ない。」「これだけ働いたんだ、結果が出なくても誰かが認めてくれるさ。」
色々な負の感情や間違った感情を引き起こしてしまうのが、休日出社や長時間労働の危険性なのです。
ちなみに、僕もまったく同じで、休まずに働きすぎると、
「なんでみんなもっと頑張ってくれない。」とか「これだけ労働すれば株主も納得するか。」とか「他の会社は運がいいよな。」とか、おかしな思考回路になっていくが実証済みなので、土日はちゃんと休んで、平日もしっかり寝るように心がけています。
STOP、長時間労働。