反省できる人間は強い。
2018, 06/07
最近、他の経営者と飲んでいて、いろいろ愚痴を聞いていました。
あまりにも、他責の内容が多いので、つい、「で、その痛い想いから、次はどうするの?」と聞いたところ、「いや、これは自分の責任ではないところだから、仕方がない。」との回答でした。
あぁ、この人はこれ以上、成長しないし、弱いままなんだろうなぁ、と感じた瞬間でした。
反省の重要性は、会社が大きくなるにつれて、骨身に染みて感じるようになりました。
例えば、広告を打った。特に効果がなかった。
ここで、反省をしないと、完全に損で終わるのですが、ここでちゃんと反省をすると、「次はこういう風に打とう。」とか「効果測定のやり方をちゃんと決めてから打とう。」となります。
例えば、打ち合わせを3回以上やって、途中から連絡をもらえなくなってしまった。
反省をしなければ、なぜその顧客が逃げたのか、わからないままなのですが、反省をしようとすると、なぜなのか?がとても気になり、なんとしてでも連絡をとって、ダメだった理由を聞こうとします。
そう、反省ができる人は、失敗を重ねるごとにレベルがアップしていくので、どんどん強くなっていくのです。
社会人としての成長が、20代がピークだと言われるのは、若いうちの方が、素直に反省できるからなのでしょう。
逆に言えば、30代でも40代でも、素直に反省する心をもって仕事をし続けると、どんどん成長できるのだと思います。
反りて省みる(そりてかえりみる)
いくつになっても、背中を反らして、省みれる人間でいたいと思います。