夏の終わりに~事業譲渡と資本調達の報告もかねて~(3)
この夏、最後のご報告。
3:東急不動産様より、ご出資いただき、資本業務提携を結びました。
いろいろな方から、「三菱地所や住友商事からも出資を受けていて、なんで、ライバル企業の東急不動産からも出資を受けられるの?!」と聞かれるのですが、不動産業界ですと、大きな物件の開発は大手数社で一緒にやる、というのが普通によくあることでして、なんか、ライナフもそんな感じです。
ライナフの資本政策において、今の
方針の基本になっているのが、当時ライナフを担当していたVCの松田さんからいただいた、「未上場において、株を発行できるのは有効なカード。そのカードをどこで使うか、を見極めながら、資金目的ではなく、業務提携目的で出資を受ける、という判断をこれからしていきましょう!」というアドバイスです。
このアドバイスをいただいてから、今まで、資本調達=お金のため、だったのが、資本調達=業務提携のため、という発想に切り替わりました。
そして、世の中の流れがさらにこの発想を後押しするかのように、この2年くらいで、急激に大手企業がベンチャー投資を活性化させました。
資本政策が、時流にのった、とでもいうのでしょうか。
これからは、東急不動産様とも、新しい取り組みをどんどん、進めたいと思います。
さて、以上が、8月に起きた諸々の出来事です。
1つの記事だと長すぎるので、3回に分けました。
さらにその裏で、滝沢は土曜日も含めて週4日、別の新規事業の方にかかり切りになっていたため、火曜、水曜、日曜の3日間で今回書いた諸々を進めていました。
あぁ、疲れた・・・本当に。
そして、これだけの負荷を耐えきった、管理部の部長にも、拍手拍手。
事業譲渡+資本調達、は相当な負荷がかかっていたと思う。
だから、今日の今頃、彼は、浴びるようにビールを飲でいることだろう。(ちゃんと帰れよ。)
そして、僕がこういった大きな提携や営業案件に集中できるのは、組織が出来上がってきて、自分が日頃、会社にいなくてもちゃんと会社が回るようになったからだな、と感じています。
組織のレベルが上がるって、こーいうことなんだな、と。
おかげで、自由に、狩りに出させてもらっています。
狩りというより、遠洋漁業の方がイメージが近いか(笑)
そんな8月の最後の平日、金曜日、に、みんなとお酒が飲めず、一人、出張先のホテルでビールを飲みながら、振り返っていました。
ここからは、苦難が続くだろうけれど、がんばろっと。