社会(Social)からの贈り物
マネジメントゲームをしていたときに、心に刺さった言葉があります。
「最初にもらえる資本金300万円、これは、社会からの贈り物です。」
刺さりました。
ライナフは、多くの方々にご支援いただき、総額10億円以上を集めています。
もちろん、株主の皆様はライナフにそのお金を増やしてくれるよう、期待をして出していただいている訳なのですが、そこから先を考えたことが今までありませんでした。
よく考えたら、ライナフに出資をしている方々のお金は、その方々がほかの何らかの事業で稼いだお金です。
そして、その何らかの事業で稼いだお金も、それを支払った消費者が別の経済活動で稼いだお金です。
お金が巡り巡って、最終的にはライナフに出資という形でたどり着いているのです。
例えば、ライナフの株主には三菱地所が入っていますが、
①滝沢がネットで買い物をして、オンラインショップが指定した三菱UFJ銀行の口座にお金を送金する。
②その送金手数料が三菱UFJ銀行に入る。
③三菱UFJ銀行はその収益で、入居している三菱地所へ家賃を払う。
④その家賃収入を原資に、ライナフに出資する。
というように、結局、出資してもらったお金というのは、社会から託されたお金なのです。
人材もまた、同じです。
自分の会社で働いてくれているメンバーの皆さんは、他の会社でも十分に力が発揮できる人材だと確信をしています。
そのメンバーが、ライナフのために働いてくれている。
これも、やはり社会からの贈り物なのだと思います。
お金と人。
その2つの社会からの贈り物に感謝をしつつ、それを最大限に活用して付加価値を生み、また社会に還元していく。
それこそが、会社が行っている活動の本質なのだと思います。