コミュニケーションという業務
コロナの状況でリモートワークを開始し、すごく感じたことがあります。
それは、コミュニケーションは、重要な業務であるということです。
業務だから、コミュニケーション能力の高さは、ちゃんと評価され、給与に反映されるべきものである、ということでもあります。
労働時間と労働場所を要求していた状況においては、コミュニケーションは自然と発生しましたし、コミュニケーションに参加しなくても、仕事をしていることが目で見てわかるため、問題ありませんでした。
いや、問題なのですが、気づかなかった、という方が正しいかもしれません。
目の前でまじめに仕事をしている様子が見えるため、コミュニケーションを取らなくても、まじめな勤務態度、として評価をしていたのだと思います。
この、まじめに仕事をしていれば評価される、という考え方自体が、本質である、良い仕事をしていれば評価される、という評価軸を変えていたのかもしれません。
「あいつはアピールが上手だから。」
「自分の仕事は目立ちづらい仕事だから。」
コミュニケーションが苦手な人ほど、上記の言葉を言っている気がします。
間違えてほしくないのは、コミュニケーションが下手=仕事ができない、といっている訳ではありません。
コミュニケーションが苦手でも、仕事が出来る人はたくさんいます。
ただ、コミュニケーション力も仕事力であり、コミュニケーションも業務である、という視点は、大事だということです。
そして、AIの自動処理が増え、コロナでリモート―ワークが進んでいく今、この時代だからこそ、5年前よりもコミュニケーション力の重要性が高まっていると感じています。
苦手意識がある人は、コミュニケーションを毛嫌いせず、改めて、向き合ってみてはいかがでしょうか?
パリピになれ、と言っている訳ではなく、あくまで、苦手な業務分野を改善する、くらいの気持ちで。