AIが自分を超えていいのか
AIの社内利用について、弊社のCTOと激論を交わした中で面白いと思ったことをこちらに。
私の周りでは、AI主導開発を進める会社が増えていて、そういった会社は、
・少人数
・AIには指示だけ出してコードはすべてAIに書かせる
・不具合、バグなども、AIに指示をして修正をさせる
・コードの中身は、別のAIがレビューすることはあっても、人が見ることはない
という開発を取り入れています。
一方で、弊社のCTOのポリシーとしては、
・AIは補助輪
・自分で考えた頭の中のコードを、早く書き出してくれるものであり、そもそも、自分が思いついてもいないものを書かせてはいけない
・自分の能力に下駄をはかせるものではない。能力が100%なのに、120%のものを書かせると、20%、理解できていない部分が出てくる
という考え方です。
AI主導開発の利点としては、少人数でどんどんプロダクトを生み出せることだと思います。
一方で、何か不都合があっても、永遠とAIにリテイクをさせるまでで、どこに原因があるのかは、誰も特定できなくなります。
人間主導でAIを補助輪とする場合、生産性が向上するのですが、結局、人の人数や人の成長、能力以上にはプロダクトは生み出されません。
しかし、ブラッシュアップを重ねるごとに、バグは減っていき、修正によってより正確なものが生み出されていきます。
スマートロックのように、セキュリティ関連のサービスで、万が一でも勝手に開いてはいけないというサービスになると、人間主導にならざるを得ません。自動車作りとかもそうでしょう。
一方で、エンターテイメントのように人命に関係ない分野では、AI主導開発が圧倒的に有利でしょうね。
これはたぶん、経営も同じで、よく様々な分野で「ホワイトワーカーが死ぬ」的なコメントを見かけますが、さて果たして、優秀なホワイトワーカーよりもAIの方が正しい決断をするのでしょうか?
もし、僕が今から、ライナフの経営判断をすべてAIに任せた場合、AIの方が優秀な判断をするのでしょうか?と考えると、現時点でそれは難しいと思います。
では、2,3年後はどうでしょう?
僕よりもAIの方が正しい経営判断をするな、と思う日が、いつか来るのでしょうか。
うーん、考えると、いつか来そうな気もしますが、やはり僕たちがやっているBtoBの住宅設備、みたいな分野は、遅そうかなぁ。
Web広告やマーケティング、オンラインゲーム、などの分野では、先んじてAI経営が流行りだす日も、そう遠くない気もします。
AIに経営で負ける日かぁ・・・(書いててなんだか寂しくなります)