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知っておくべき鍵にまつわるリスクとは? 防犯性の高い鍵3種で対策を

2024, 05/14 ブログ

安心、安全な暮らしに欠かせないのが家の防犯性です。鍵は防犯性を高める最たるものですが、完璧な防犯性能を持っているわけではありません。
今回は、鍵にまつわるリスクと防犯性の高い鍵について解説します。

【鍵にまつわる7個のリスク】

残念ながら、鍵の管理を徹底していれば安心とは限りません。自分で守れるものもあれば、そうでないものもあるため、鍵にまつわる危険性を知っておくことが大切です。

-鍵の紛失

物理的に鍵をかけるため、鍵そのものを持ち歩く必要があります。鍵は大きくないため、紛失するリスクは少なからずあるでしょう。家の中で鍵を紛失してもトラブルになるリスクは低いですが、外出中や来客後に紛失が発覚した場合、拾った相手によっては悪用されかねません。

-鍵の盗難

悪意を持って鍵を盗難する人は、残念ながらゼロではありません。日本は安全と言われているため、カフェなどのお店でお手洗いに行く際、カバンを席に置いたままという人も多いでしょう。万が一、空き巣を狙っている人が近くにいれば、鍵を盗まれるかもしれません。安全だからといって、油断は禁物です。

-ピッキング

ピッキングは、特殊な器具を使って鍵を開けることを指します。ピッキング用の特殊な器具を使うこともあれば、身近な道具で代用するケースもあるようです。ディンプルキー(丸いくぼみがいくつかある鍵)やウェーブキー(中央に波型のくぼみがある鍵)はピッキングされにくいですが、まだまだピンシリンダーキーやディスクシリンダーキーの家もあります。できるだけ安全性の高い鍵に交換することをおすすめします。

-バンプキー

日本ではあまり見られないですが、海外ではピッキングに次ぐ違法な解錠手段として知られているのがバンプキー(バンピング)です。バンプキーという特殊な鍵を作成することで、同じ型番の鍵をすべて開けることができてしまいます。解錠に技術はほとんどいらないため、海外では犯罪に利用されるリスクが高く社会問題となりつつあります。

-鍵穴破壊

年々、鍵の防犯性が高まってきたからこそ、鍵穴を物理的に破壊されるケースもあります。バールを使ってこじ開けたり、電動ドリルやペンチなどで破壊したり、力任せに鍵穴を破壊します。鍵の構造に詳しい場合は、薬品を使ってシリンダー内だけを溶解することも可能です。

-鍵交換がされない物件の場合

賃貸物件では、入居者が変わる際に鍵を交換することが一般的となっています。しかし、鍵交換は法律で必須とされているわけではないため、場合によっては鍵交換がされていない物件に出会う可能性もあるでしょう。もしも前の入居者が悪意を持っていた場合、鍵交換がされていなければ勝手に入室されるかもしれません。退去時に鍵を返却するとはいえ申告制ですので、鍵交換がされているか確認は欠かせません。

-鍵を管理会社の店舗で管理するリスク

賃貸物件では、有事の際に解錠・入室できるよう管理会社が鍵を保管しています。当然、管理会社内で鍵の管理は徹底されており、持ち出しなどは自由にできないようになっています。しかし、どれだけ管理を徹底していても、人が管理する以上、悪用される可能性はゼロと言い切れないでしょう。

【防犯性の高い鍵の種類3選】

鍵にまつわる危険性のなかでも、気づくのが遅れやすいピッキングなどは避けたいものです。ここでは、防犯性が高いと言われている鍵の種類を紹介します。

-ディンプルキー

従来のピンシリンダーキーやディスクシリンダーキーに比べて鍵の構造が複雑なため、ピッキングや複製が難しい鍵です。鍵のくぼみとシリンダー内にあるピンが一致すれば開閉できる仕組みであり、ピンを一致させるのが難しい組み合わせにされています。ピンの数が多く、並びが複雑な分、ピッキングが難しくなっているのです。合鍵の作成も難しいと言われているほど、くぼみの深さや大きさがバラバラで、精巧に作る必要があるためです。

-ウェーブキー

ウェーブキーもディンプルキーと同様、高い防犯性を誇る鍵です。ウェーブキーに対応したシリンダーは、特殊な金属部品が使われています。そのため、ウェーブキー以外のものを入れても開けることができない仕組みとなっています。ピッキング用の道具で解錠することは難しいでしょう。
そもそもウェーブキーは、自動車の防犯性を高めるために開発された鍵であり、その有用性が実証されたことで玄関などの鍵にも使われるようになった技術です。

-スマートロック

いわゆるキーレスタイプの鍵です。ICカードや生体認証、暗証番号、スマートフォンアプリなど、さまざまな商品が販売されています。スマートロックは、基本的にオートロック機能が搭載されているため、鍵を閉め忘れる心配がありません。また、解錠方法によりますが、鍵を持ち歩く必要がないため紛失や盗難のリスクを低減できます。
万が一スマートロックの電源が落ちた場合でも、解錠する方法が搭載されている商品がほとんどです。くわえて解錠履歴がデータで残るため、不審な点があればすぐに確認、対応できるようになっています。スマートロックは安全性が高い鍵と言えるでしょう。

【簡単に設置できるスマートロック】

現時点ではまだ普及しているとは言えませんが、今後スマートロックの導入が増える可能性は大いにあります。すでに設置が簡単なスマートロックも販売されているため、玄関ドア用のスマートロックと共用部のエントランスに設置できるスマートロック、それぞれ紹介します。

-手軽に利便性と安全性を高めるスマートロック「NinjaLockM」

NinjaLockMは玄関のドアに後付できるスマートロックです。設置にあたって工事は不要で、さまざまなサムターンに対応しています。
特徴は2つのオートロック機能を搭載している安全性の高さです。鍵を開けたあとに閉まるオートロックに加え、指定した時間に自動で施錠するタイマーオートロック機能があります。
また、解錠はスマートフォンの専用アプリ、暗証番号、ICカードから選択できるため、生活スタイルと相性の良い方法で利用できるでしょう。NinjaLockMの詳細はこちらをご覧ください。

-共用エントランスをスマートロックにできるライナフGate

ライナフGateは、株式会社ライナフが提供する顔認証で解錠できるスマートロックです。鍵を開けるという作業そのものが不要なため、荷物で手が塞がっている、コンビニまで手ぶらで外出、といった場合もスムーズに入室できます。
また、スマートロックを利用することで置き配も便利になります。配送会社にデジタルキーを発行することで、オートロックの物件でも玄関前に置き配が可能です。解錠できるのは一時的かつ解錠の履歴が残ることから、セキュリティ面でも安心して利用できるでしょう。
事実、ライナフGateの利用者満足度は94%と高く、置き配対応物件の入居希望割合も81%となっています。置き配に関するアンケート結果は「置き配は利用されている? 置き配に関する調査結果を大公開」をご覧ください。また、スマート置き配についてはこちらをご覧ください。

【まとめ】

日本は治安が良く安全に暮らせる国として知られていますが、防犯対策はしておくに越したことはありません。特に、鍵は家の安全性において非常に重要です。鍵にまつわる危険性を知り、適切に対策できれば、安心して暮らすことができます。
賃貸物件においてもオートロックをはじめとした防犯対策は重要です。スマートロックは後付が可能で、まだ普及しているとは言えないからこそ、他の物件と差別化するポイントにもなります。スマートロックで安全な住まいとしてアピールしてはいかがでしょうか。