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宅配ボックスで失敗したかもと感じることとは? 快適に使うためのポイントを紹介

2024, 07/18 ブログ

マンションに宅配ボックスを設置したものの、想定していたメリットよりも設置してよかったのか気になってしまうというケースがあります。宅配ボックスは便利な設備ですが、戸数と同数を設置することは現実的ではありません。そのため、快適に使うためには工夫が必要です。
今回は、宅配ボックスで失敗したかもと感じるケースと快適に使うためのポイントを紹介します。

宅配ボックスとは

宅配ボックスは、マンションのエントランスに設置されている、荷物の受け渡しが可能な鍵付きのボックスを指します。不在時に配送会社が荷物を入れ、解錠番号を記載した配送届をポストに投函してくれます。鍵がついているため、安心して荷物を受け取ることができる便利な設備です。宅配ボックスは、ダイヤル式と電子式の2種類があります。

ダイヤル式の宅配ボックス

ダイヤル式とは、暗証番号をボタンやダイヤルであわせて解錠する仕組みの宅配ボックスのことです。施錠する際に解錠番号を設定するため一度きりとなります。そのため、セキュリティ面でも安心できます。
ダイヤル式の宅配ボックスは比較的コストを抑えた導入が可能なため、賃貸物件でも導入されているケースが増えています。

電子式の宅配ボックス

電子式とは、タッチパネルやカードキーなどを使って解錠する仕組みの宅配ボックスのことです。管理会社などとシステムで接続しているため、24時間でセキュリティが作動しており、遠隔での対応も可能となっています。また、宅配ボックスに荷物が届くとメールで通知するサービスなど、便利な機能もあります。
セキュリティ面でも利便性でも優れている一方で、導入コストが高く電気代など運用費も発生するため、賃貸物件ではまだ一般的とは言えないでしょう。

宅配ボックス導入を失敗したかもと感じるケース

非常に便利で利用する人も多い宅配ボックスですが、失敗したかもしれないと感じることもあります。

配送会社が宅配ボックスに入れてくれない

宅配ボックスは配送会社にとっても再配達が減るというメリットがあるため、基本的には入れてもらえます。しかし、いつも空いている宅配ボックスがないなどの理由で、入れたくても入れられないケースがあります。

宅配ボックスが小さくて荷物が入らない・破損していた

入居者に届く荷物のサイズと宅配ボックスのサイズがあわない場合、せっかく空いていても宅配ボックスに入れることはできません。また、ジャストサイズの場合は無理に入れられて荷物が破損したり、サイズがぴったり過ぎて荷物を取り出せなかったりすることもあります。

本来の用途とは違う使い方をされてしまう

宅配ボックスは不在時に荷物を安全に受け取るための設備です。しかし、なかには部屋に戻るのが面倒で宅配ボックスに自分の荷物を入れる、配送会社が再配達を減らすために宅配ボックスを専有するなど、本来とは違う使い方がされるケースも稀にあるようです。

設置に費用をかけたものの、入居者の満足度が上がらない

せっかく費用をかけて設置したものの、上述のようにうまく利用されなかったがために、入居者の満足度が上がらないことも考えられます。本体代だけでなく工事費などもかかるため、失敗するかもしれないと感じて設置そのものを取りやめるケースもあるかもしれません。

故障やトラブルの問い合わせが増えてしまった

宅配ボックスの解錠番号がわからない、番号を入力しても開かないなどのトラブルが起きた場合、管理会社に連絡がいくことも少なくありません。思わぬ問い合わせ対応が増加したがために、宅配ボックスを設置して失敗したと感じるケースもあるようです。

宅配ボックスを快適に使うために

導入して失敗したしたという声がある一方で、適切に利用されれば非常に便利な設備でもあります。

宅配ボックスの利用ルールを明示する

入居時に宅配ボックスの利用ルールを説明することで、トラブルを未然に防げる可能性があります。宅配ボックスに入れられるサイズやできるだけ早く取り出してもらうなど、入居者が快適に利用できるよう協力してもらうことで、満足度が上がりやすくなります。

宅配ボックスと置き配を併用する

最近はECサイトでこまめに購入するなど、小さい荷物を受け取る頻度が増えています。すべて宅配ボックスを指定するといくつあっても足りなくなってしまいますが、置き配でも問題ない荷物は置き配にすることでバランスを取ることができます。宅配ボックスと置き配をうまく活用することで、再配達を減らし入居者の利便性を高めるのに効果的です。
管理会社・物件オーナーにとって、置き配の導入がどのようなメリットをもたらすかは「【管理会社・物件オーナー専用】置き配の導入がもたらす明るい未来」をご覧ください。

スマート置き配を導入する

オートロックのエントランス付き物件では、入居者が置き配を指定しても配送会社が玄関前まで行けず、再配達となってしまう場合があります。スマート置き配を導入することで、配送会社の認証された配達員だけがオートロックを解錠できるようになるため、置き配が可能となります。

ライナフが提供するスマート置き配とは

オートロックの共有エントランスを持つマンションを、置き配に対応させるサービスです。ライナフのスマート置き配は、手のひらサイズの機器を設置するだけで利用できます。そのため、大掛かりな工事は必要ありません。既存の設備に対する悪影響がないのはもちろん、原状回復の心配も不要です。
スマート置き配と連携した配送会社のみ、置き配を希望された場合に1回だけオートロックを解錠できるデジタルキーを発行します。オートロックの解錠履歴がすべて記録されるため、セキュリティ面も安心のサービスです。

スマート置き配についてはこちらをご覧ください。

まとめ

宅配ボックスが設置されているマンションが増えている一方で、期待とは反対に設置したことを失敗と感じてしまうこともあります。宅配ボックスに関するトラブルの多くは、宅配ボックスが便利で入居者が利用したいがために起きるものです。そのため、宅配ボックスの設置はポジティブであることは言うまでもないでしょう。
宅配ボックスのメリットを最大化するためには、入居者が快適に利用できるよう工夫するのが効果的です。また、宅配ボックスと置き配を併用することで、荷物の種類や受け取るタイミングにあわせた利用が定着します。
スマート置き配は無料で導入できるため、ぜひ株式会社ライナフにご相談ください。