FinTechが流行っていますね
ここでも、過去に書いたかな。FinTechについて。
(最近、過去に書いた記事のことを忘れており、同じ内容を繰り返し書きがちなのですが。)
FineTechというのは、Finance(金融)+Technology(テクノロジー)を合体させた造語なのですが、
ようは、金融向けの新しいIT技術、みたいなものですね。
代表的なものに、PayPalやSquareなどがあります。
世界一有名なPayPalですら、日本国内の認知度は5%くらいなので、ご存知のない方もまだ多いと思います。
で、このFinTechが、この半年くらいベンチャー界隈で大流行りしていまして、AI(人口知能)と並んで、流行りのキーワードとなっています。
この前、本屋を歩いたら、すでにFinTechをタイトルに使った本が10冊くらいでており、びっくりしました。
(余談ですが、Airbnbをタイトルに使っているハウトゥー本も5冊くらい出ていました。)
みんな、書くの早い!!
今までの金融サービスでユーザーが不満に感じていた、決済が面倒、手数料が高い、などの問題をFinTechは解決していきます。
ただ、正直なところ、期待過剰かな、と。
確かに、銀行やカード会社などの大手が取り組まない、細やかなところをFinTechを使ったベンチャー企業が取り組むことに意義はありますが、
それだけでは既存の金融の仕組みを大きく変えることはなく、結局は、大手がいつか、同じことに取り組めばもっとレベルの高いものが作られるわけで、
そもそも金融は各種業界の中ではかなりIT化が進んでいる業種であることもあり、今さらFinTechという言葉で表さなくても、十分、テクノロジーを活用してきています。
金融の転換点を僕なりに考察すると、
通貨の誕生
銀行の誕生
クレジットカードの誕生
の3つが過去の大転換であり、次の転換点が来るとしたら、それは
ビットコインなどの無国籍通貨の誕生(乱立)
だと思います。
ビットコインなどの無国籍通過がどこまで一般的になるかは、懐疑的ではありますが。
FinTechよりも、不動産業界を変える不動産Techの方が、解決する課題がも多く、楽しいと思っています。