株式会社ライナフ

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LIXILとの共同開発を発表しました!

2017, 03/31

昨日30日に、NinjaLock2のリリースと共に、LIXILとの共同開発を発表しました。
細かい内容は、TechCrunchに取り上げていただいたので、ぜひ、ご一読ください。
以下、一部抜粋です。
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スマートホームではなく「スマートドア」でサービスを家に取り入れる
そして、さらに新しい不動産価値を生み出そうと考えられているのが、今回のLIXILとの提携による共同研究開発による「スマートドア」構想だ。
滝沢氏は「これからの住まいのコンセプトは、サービスが家に入ってくることだ」という。「不動産の価値を時代別に見ていくと、バブル期は狭いワンルームをできるだけ多く供給・保有する、という考え方だった。2000年代に入ると、バス・トイレが一つになったバブル期物件の人気はなくなり、リビングを広く取った物件が好まれるようになった。居住する人数が減ったことで物件当たりの部屋数が減り、1LDK、2LDKといった部屋割りが増えた。そして2020年代、働き方改革で共働き世帯が増えることなどから考えられるのが『サービスが入ってくる家』というコンセプトだ」(滝沢氏)
具体的には、スマートロックが内蔵されたドア(スマートドア)が家の外側と内側の2カ所に設置され、ドアとドアの間に土間のようなサービスゾーンが設けられた構造が想定されている。
「サービスゾーンには棚、ハンガーラック、冷蔵庫が置かれている。スマートドアが設置された家に入ってくるサービスとして考えられるのは三つ。一つは宅配便。ワンタイムの鍵で外側のドアを開けて、サービスゾーンの棚に荷物を置いていってくれるというもの。二つ目は食材やお弁当、クリーニング、洋服レンタルなどの宅配サービス。食材やお弁当なら冷蔵庫に入れていってもらって、帰宅したらすぐに食べられるとか、クリーニングに出したいものをハンガーラックにかけておけば回収して、仕上がったものはまたハンガーラックにかけていってくれるといったことを考えている。三つ目は家事代行。家事代行では、内側のドアも開けられるキーを担当者ごとに発行して、サービスを受けることを想定している」(滝沢氏)
また家事代行については、株主である大手デベロッパーとともに不動産の付加価値を上げる施策として、賃貸マンションをターゲットに一棟まるごとサービスを提供することも検討しているという。
ライナフは2016年にLIXILアクセラレーター・プログラムでアライアンス賞を受賞し、新たな住まい・暮らし方の実現に向けた協働検討を行っていた。今回、新しいコンセプトのIoT建材と新サービスの研究開発を共同で行うことで両社が合意。LIXILとの連携では、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の企業間連携スタートアップに対する事業化支援事業に採択され、NEDOから最大7000万円の助成金が交付されることも決定している。滝沢氏は、開発実施から半年間ほどでサービスをローンチしたい、と話している。
滝沢氏は「住まいとIoTというと、スマートホームが取り上げられがちだが、現時点で大きな進展はなく、ユーザーも顕在化していない。Apple Homeなどとの連携も検討はしているけれど、今はスマートホームよりは『サービスを家に入れるドア』というところに開発リソースを集中したい。IoTは生活を豊かにするべきものだし、共働きの人も高齢者も生活が豊かになるサービスを考えたい」と語る。「それから宅配サービスもいいけれど、スマートドアは商店街の八百屋さんや魚屋さん、クリーニング屋さんといった地域のサービスも家に取り込むことができると思っている。地域と不動産との結びつきも強くできるコンセプトだと考えている」(滝沢氏)
元記事はこちら。
http://jp.techcrunch.com/2017/03/30/liough-lixil/
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