LoRaの勉強会に参加してきました

SORACOMという通信事業者さんが開催した、LoRaWAN勉強会に参加してきました。
LoRaWANの特徴：
・電池だけで最長10年以上もつ、超低電力
・一つのアンテナでカバーできるのが2キロ～10キロと広範囲
・通信事業者の免許不要
IoTを作っているメーカーからすると、夢のような規格ですね！
ただ、もちろん完全無欠はいけず、
・通信間隔は5分～1時間が一般的。通信頻度が多いと電池の減りが早い。
・一度に送れるのは、文字列で少しだけ。多くの情報量は送れない。
という弱い面も持ち合わせています。
通信間隔が長い、ということは、すぐに動いてほしい操作、たとえば鍵やエアコン、テレビなどには向かないということです。
また、情報量が送れない、ということは、写真やビデオ、音声も無理ということです。
現在、実証実験で使われている事例として、牧場の牛の行動を監視する、貯水池の水量を監視する、などが挙げられていました。
30分に一度のネット接続なら、ボタン電池でも3年くらい電池が持ちそうなので、徘徊が心配になった高齢の方にリストバンドとしてつけて、
位置を把握する、などの利用方法も考えられますね。
もともと文系、教育学部の僕ですが、最近はこう言った最新技術を見ると、夢が広がり、ワクワクするようになりました。