ライナフ、社会課題の解決を目指したSDGsの重要経営課題を発表
〜CO2排出量の削減、物流のラストマイル解消、多様性と包摂性のある持続可能な社会の実現に向けて〜
AIとIoTで不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフ(本社:東京都文京区/代表取締役:滝沢 潔、以下 ライナフ)は、国連の掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」を当社の重要経営課題と位置づけ、定められた17の目標のうち、以下の項目において重点的に取り組んでいくことを決定いたしました。
当社は、社名に「LIFE=人類(世界への貢献)」、「Life=人生(良い働き方の実現)」、「life=生活(顧客への新しいサービスの提案)」の3つの「ライフ」の持つ意味に対して「Enough=十分に」という思いを込め、事業を展開しています。この企業理念のもと、「環境」「人(従業員)」「技術」の3分野において重点課題(マテリアリティ)を取り決め、多様性と包摂性のある持続可能な社会の実現に向けて、より一層取り組んでまいります。
■ライナフが考えるSDGs
不動産業界におけるDX(デジタル・トランスフォーメーション)化は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて以降、急速に活発になっています。2020年6月に実施した115の不動産企業を対象とした「DX意識調査アンケート※」では、約90%がITツール導入後にDXへの効果があったと回答しています。非対面・非接触が推奨される新しい生活様式となった今、これまで以上にITツールへの期待と、効果的な活用に向けた取り組みは高まるものと考えています。
ライナフは、これまでも不動産企業のDX化や、各種社会課題等に対して、ハードウェアとソフトウェアの両軸の強みを活かして支援をおこなってきましたが、これらの活動はSDGsに対しても貢献できるものと考えています。環境や社会に配慮したSDGsの実現に向けて、全社一丸となって取り組んでまいります。
※ライナフとその他不動産テック企業5社、および一般社団法人不動産テック協会による共同調査より:https://linough.com/press20200624/
環境への貢献 | 取り組み内容 3:非対面・非接触を可能とするシステムの開発、検温や日々の健康管理に活用できる機能の実装 7、12:荷物配送時における再配達起因のCO2排出量を削減するために、オートロック住宅における置き配システムの開発とその導入支援。ハードウェアの省電力化等 | |
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人への貢献 | 取り組み内容 5、8:誰もが安全に業務できる環境・仕組みの構築、働き方改革の推進(全社ペーパーレス化、書類の電子化、各種クラウドサービスの導入、付随する各種セキュリティ導入) 選択制リモートワーク、フレックスタイム制の導入等 | |
技術貢献 | 取り組み内容 9、11:不動産におけるリーシングや管理業務の自動化、効率化を支援するシステムの開発、鍵(スマートロック)を通じた安全で便利な暮らしのデジタルインフラ基盤の構築 17:業界を超えた横断的なパートナーシップ、協力関係の構築、新事業の創出等 |
■ライナフのSDGs取り組み例
物流のラストマイル解消に向けて、不動産会社様や物流会社様と連携し、オートロック付き住宅における置き配の普及をおこなっています。国土交通省によると、全宅配物のうち2割が再配達されており、再配達のトラックから排出されるCO2量は年間で約42万トンと言われています。置き配の普及を通じて、これらの社会課題の改善に貢献していきます。ライナフは、今後も不動産会社様と協力していきながら、安全な置き配の実現に向けて取り組んでまいります。
ライナフの置き配サービスについては「置き配 with Linough」をご覧ください。
置き配連携企業と導入物件(抜粋)
東急住宅リース株式会社:ケリア⻄⾺込アジールコート
Hmlet Japan株式会社:Hmlet三軒茶屋
■SDGsとは
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、17のゴール・169のターゲットから構成された、2030年までに持続可能でよりよい社会を目指すための国際目標です。2015年9月、国連サミットで全会一致で採択されました。地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指します。
国際連合広報センターhttps://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
■ライナフの3つのL
■株式会社ライナフについて(https://linough.com/)
AIとIoTの最新技術を活用した不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」を展開。美和ロックと共同開発の住宅向けスマートロック「NinjaLockM」をはじめ、入居前のリーシング業務から入居後の物件管理に至るまで、不動産管理業務を効率化するサービスを展開しています。三菱地所、東急不動産ホールディングスなどの大手不動産企業への導入実績多数、不動産の “デジタルリノベーション” を推し進めています。累積資金調達額は10億円以上。
設立 :2014年11月
代表者 :代表取締役 滝沢 潔
本社 :東京都文京区湯島1-6-3 湯島一丁目ビル2階
事業内容:スマートロックブランド「NinjaLock」シリーズの製造・販売
不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」の開発・運営
公式Facebook:https://www.facebook.com/linough/
※本プレスリリースに掲載されている内容は、発表日現在の情報となります。最新情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。