「スマート置き配」導入棟数 東海エリアで1,000棟突破
株式会社ライナフ(本社:東京都文京区、代表取締役:滝沢 潔、以下「ライナフ」)は、当社が提供する「スマート置き配」の導入棟数が、東海エリアで1,000棟を突破したことをお知らせします。主に愛知県・岐阜県・静岡県を中心に導入が進んでおり、今後、エリア全体でのさらなる拡大を目指します。

■全国17,000棟以上に導入済み。再配達削減・業務効率化にも寄与
「スマート置き配」は、デジタルキーを活用することで、オートロック付きマンションでも安全性を保ちながら置き配を実現するサービスです。荷物の受け取り方法の多様化を支える仕組みとして、全国17,000棟以上に導入されています。再配達の削減や居住者の利便性向上に加え、宅配に関するトラブルの軽減を通じて、管理業務の効率化にも寄与します。
■導入拡大の背景
物流業界では、再配達による配達員の業務負担増加や、車両によるCO₂排出量の増加が懸念されており、持続可能な物流体制の構築は喫緊の課題とされています。政府は再配達率を2024年度時点で6%(※1)と目標設定していましたが、直近の再配達率は約8.4%(※2)と高止まりしており、改善には効果的な対策が求められています。こうした中、日本有数の製造業集積地であり、自動車産業をはじめとする多くの企業が拠点を構える東海エリアでは、地域の経済活動や生活スタイルに応じた宅配ニーズの多様化が進んでいると考えられます。それを支える仕組みの一つとして、非対面かつ効率的な荷物の受け取りを可能にする「スマート置き配」への関心が高まりつつあり、今後もエリア全体における導入拡大が見込まれます。
■「スマート置き配」 概要(https://linough.com/package-drop-service/)
スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて、オートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化することで、入館権限を付与された配達員がオートロックを解錠できるようになり、受取側があらかじめ指定した場所への配達が可能となるサービスです。解錠履歴は全て記録されるため、セキュリティ面でも安心してご利用いただけるほか、マンション管理会社様・オーナー様・管理組合様の費用負担なく導入が可能です。
※導入実績:全国17,000棟以上(2025年10月時点)

※1:「物流革新に向けた政策パッケージ」のポイント ー 我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議、2023年6月2日
https://jta.or.jp/pdf/member/policy_package.pdf
※2:令和7年4月の宅配便の再配達率は約8.4% ー 国土交通省、2025年6月23日
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001895953.pdf
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