鹿児島の賃貸管理会社4社で、「スマート置き配」の導入を開始
株式会社川商ハウス(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:水谷 学)、株式会社オーリック不動産(本社:鹿児島県鹿児島市、会長:濵田 龍彦)、ユーミーコーポレーション株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:弓場 昭大)、MBC開発株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:加納 修一)の4社は、各社が管理するオートロック付き賃貸マンションに、株式会社ライナフ(本社:東京都文京区、代表取締役:滝沢 潔)が提供する「スマート置き配」の導入を開始したことをお知らせいたします。

■居住者・管理者双方にメリット。管理業務も効率化へ
「スマート置き配」が導入されたオートロック付き物件では、入館権限を付与された配達員がデジタルキーを活用し、共用エントランスの鍵を安全に解錠することで、不在時でも各住戸の玄関前まで荷物の置き配が可能となります。これにより、再配達の削減や居住者の利便性向上を図るとともに、宅配に関するトラブルの軽減によって管理業務の効率化にも寄与します。
■4社による「スマート置き配」導入の背景
物流業界では、再配達による配達員の業務負担増加や、車両によるCO₂排出量の増加が懸念されており、持続可能な物流体制の構築は喫緊の課題とされています。政府は再配達率を2024年度時点で6%(※1)と目標設定していましたが、直近の再配達率は約8.4%(※2)と高止まりしており、改善には効果的な対策が求められています。
このような背景から、株式会社川商ハウス、株式会社オーリック不動産、ユーミーコーポレーション株式会社、MBC開発株式会社の4社は、地域に根ざした不動産事業者として、社会課題の解決と利便性を両立する先進的な取り組みの一環として「スマート置き配」の導入を決定しました。
※1:「物流革新に向けた政策パッケージ」のポイント ー 我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議、2023年6月2日
https://jta.or.jp/pdf/member/policy_package.pdf
※2:令和7年4月の宅配便の再配達率は約8.4% ― 国土交通省、2025年6月23日
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001895953.pdf
■今後の展望
今回導入された「スマート置き配」により、居住者のライフスタイルに合わせた柔軟な受け取り方法を提供するだけではなく、再配達削減や環境負荷軽減、宅配人材不足への対応といった社会課題の解決にも寄与することが期待されています。今後も5社は、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。
■「スマート置き配」概要(https://linough.com/package-drop-service/)
スマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用いて、オートロック付きマンションの共用エントランスの鍵をデジタル化することで、入館権限を付与された配達員がオートロックを解錠できるようになり、受取側があらかじめ指定した場所への配達が可能となるサービスです。解錠履歴は全て記録されるため、セキュリティ面でも安心してご利用いただけるほか、マンション管理会社様・オーナー様・管理組合様の費用負担なく導入が可能です。
※導入実績:全国約19,000棟(2025年12月時点)

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