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顔認証と指紋認証の違いは?メリット・デメリットを詳しく解説

こんにちは、「ライナフGate」ブログチームです。

生体認証の導入において、以前より活用されている「指紋認証」と近年急速に広がりを見せている「顔認証」のどちらを採用するか、選択に迷っている方も多いのではないでしょうか。

顔認証・指紋認証それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも異なります。
両社の違いを理解したうえで、導入の目的・利用シーンに合わせた選択をすることが大切です。

本記事では、顔認証・指紋認証のメリット・デメリット、違いについて紹介していきます。


目次[非表示]

  1. 1.生体認証とは
  2. 2.顔認証とは
    1. 2.1.顔認証のメリット
      1. 2.1.1.手ぶら解錠による利便性
      2. 2.1.2.非接触で衛生的
      3. 2.1.3.専用機器が不要
    2. 2.2.顔認証のデメリット
      1. 2.2.1.経年変化に対応しにくい
      2. 2.2.2.認証精度の問題
      3. 2.2.3.利用環境における影響
  3. 3.指紋認証とは
    1. 3.1.指紋認証のメリット
      1. 3.1.1.経年変化に強い
      2. 3.1.2.指一本で認証できる
      3. 3.1.3.省スペースで設置できる
    2. 3.2.指紋認証のデメリット
      1. 3.2.1.認証のために指を出してかざす必要がある
      2. 3.2.2.専用機器・現地での登録・削除が必要
      3. 3.2.3.利用環境における影響
  4. 4.顔認証と指紋認証の違い
    1. 4.1.特別な動作が必要か
    2. 4.2.接触か非接触か
    3. 4.3.現地で登録か、アプリ等で登録できるか
    4. 4.4.同時認証が可能か
  5. 5.顔認証が向いている利用シーン
    1. 5.1.マンションのエントランス
    2. 5.2.オフィスビル・事務所での入退室管理
    3. 5.3.イベント会場・スポーツ施設
  6. 6.まとめ


生体認証とは

顔認証・指紋認証は、生体認証の一部です。
生体認証とは、顔・指紋・静脈・声紋など、「個人に固有の身体の一部」を鍵として認証する認証方法のことをいいます。

従来の鍵などと比べ、セキュリティ性が高く様々な場面で活用が広がっています。


顔認証とは

顔認証は、カメラで撮影する顔と、予めデータベースに登録された顔データとを照合する認証方法です。本人の「顔」を鍵とすることでセキュリティ性を高め、なりすまし防止を防ぐことができます。


顔認証のメリット

では、顔認証にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。順に見ていきましょう。


手ぶら解錠による利便性

一番大きいメリットは、手ぶら解錠による圧倒的な利便性です。

一般的に本人認証をする際は、鍵を挿して回す・パスワードを入力する・指紋などを読み取る、といった何らかの作業を伴います。しかし、顔認証であれば、カメラに顔を向けるだけで認証できます。

特に両手がふさがっている場面では、手ぶらで認証できることは大きな強みと言えるでしょう。


非接触で衛生的

認証端末や人に触れる必要がなく、非接触で認証できます。

コロナ禍において衛生面を気にされる方も多いと思いますが、顔認証であれば入居者・来場者・スタッフに安心して利用していただけます。


専用機器が不要

クラウド式の顔認証システムであれば、高価な専用端末が不要となるシステムもあります。
スマートフォン・タブレット等の汎用的な機器のカメラを利用し、認証をクラウド上で行うため初期費用が安く導入しやすいです。



顔認証のデメリット

メリットの多い顔認証システムですが、利用にあたっては注意点もあります。
導入を検討する場合は下記の注意点をきちんと理解することが必要です。

経年変化に対応しにくい

子どもが成長して大人になる・大人が加齢するなど、顔の経年変化に対応するシステムは数が少ないです。再登録が必要となると手間が発生するため、長い年月に渡って利用いただきたい場合は経年変化に対応したシステムを利用しましょう。ただし、高額になるケースが多いので、再登録の手間が許容できるかどうかとのバランスの考慮が必要です。


認証精度の問題

導入するシステムにより認証精度に差が出ます。マスク姿で認証できないシステムもありますが、コロナ禍においてはマスクをしたまま認証するケースが多いため、必ず事前の確認が必要です。また、厳格な本人確認が必要な利用シーンでは、顔を立体的にとらえる3D認証方式など精度の高いシステムを導入しましょう。


利用環境における影響

2D認証方式では、照明や太陽光などの控井の影響を受けます。設置場所が極端に明るい・暗い場所では認証が難しい場合があります。設置場所を考慮するか、影響を受けない3D認証方式のシステムを検討が必要です。


指紋認証とは

指紋認証は、専用端末に指をかざして指紋を読み取ることで認証する方式です。
スマートフォンでは2013年頃から活用が始まり、現在でも搭載している機器が多いです。


指紋認証のメリット

続いて、指紋認証のメリットを見てみましょう。


経年変化に強い

指紋は年齢を重ねてもほとんど形状が変わらないと言われています。
そのため、一度登録すれば再登録が必要なく本人認証として利用することができます。

また、顔認証においては双子の顔の認証が難しいケースもありますが、指紋認証は双子でも誤認されにくいと言われています。


指一本で認証できる

指紋認証は、片手の指1本を認証機器に乗せるだけで簡単に認証できます。
ポケットやカバンから鍵やICカードを取り出すことと比べると、手間が少なく手軽にスムーズです。


省スペースで設置できる

指紋認証の機器は小型なため設置スペースを大きく取りません。そのため、後付けがしやすかったり、周囲の意匠を損なわずに設置できる場合があります。



指紋認証のデメリット

メリットの多い指紋認証システムですが、利用にあたっては注意点もあります。
導入を検討する場合は下記の注意点をきちんと理解することが必要です。


認証のために指を出してかざす必要がある

指一本での認証は便利ではありますが、荷物を持っている・冬に手袋をしている・子どもを抱っこしている場面では億劫に感じることがあります。


専用機器・現地での登録・削除が必要

指紋を認証する為の専用機器の設置と現地での登録・削除が必要です。
特に後者については、利用者数・登録と削除の頻度を考慮しないと運営が煩雑になります。例えば、オフィスであれば異動・退職に伴う登録と削除、賃貸マンションでは入退去に伴う登録と削除、これが運用上許容できるのかきちんと検討する必要があります。


利用環境における影響

怪我で指紋が欠けている場合はもちろん、指先が汚れている・濡れている・乾燥している場合も認証しにくくなります。洗い物で指先が荒れていたり、指をよく使用する職業の方は認証しにくい場合がありますじので、利用者がどのような人たちなのか、事前に確認が必要です。


顔認証と指紋認証の違い

ここまで顔認証・指紋認証のメリット・デメリットを見てきました。

次は、それぞれの違いについて紹介します。


特別な動作が必要か

利便性の観点からの一番の違いは、特別な動作が必要かどうかです。

顔認証が顔を向けるだけで認証できる一方、指紋認証は指1本は出して機器に乗せる必要があります。
鍵を取り出して認証に比べると快適ですが、日々の利用者にとっては大きな差であると言えます。

同一人物の利用頻度が高い・手に荷物などを持っている可能性が高い場合は顔認証が使いやすいです。



接触か非接触か

コロナ禍において非接触のニーズが高まっています。

多数の方が出入りするイベント会場・商業施設・マンションエントランスなどにおいては、衛生面での懸念があるため顔認証による非接触認証がいいでしょう。

指紋認証を導入する場合は、機器の近くに消毒液を常備しておき、接触が気になる方には認証後に使っていただくなどの配慮があると安心感があります。

一概に接触がダメというわけではないので、利用者の許容度とのバランスを考えることが必要です。


現地で登録か、アプリ等で登録できるか

指紋認証が現地での登録が必要なのに対し、顔認証は現地に行かずアプリ等で事前に登録できるシステムもあります。イベント会場などでは現実的に現地での登録は難しいと思いますので、事前にアプリやWebサイトから顔写真を登録できるタイプがいいでしょう。
賃貸マンションも同様で、入退去の度に現地での作業は入居者・管理会社ともに手間になります。

一方、小規模なオフィス等、社員の入れ替わりが少ない施設においては、登録の手間さえ許容できれば指紋認証の利用も検討できます。

導入後の運用をしっかり考え、利用者・サービス提供者ともにストレスの少ない方法を選択しましょう。


同時認証が可能か

指紋認証が1対1の認証なのに対し、顔認証は1対Nで同時認証できるシステムもあります。
大規模なオフィス・イベント会場など、短時間で多数の人を認証する必要がある場合は同時認証可能な顔認証システムの導入を検討しましょう。

一方、小規模オフィス・マンションのエントランスなど、1対1での認証で十分なケースもあります。
その場合は本項目についての優劣はないため、先述の特徴・違い・運用面をふまえてどちらにするか決めるとよいでしょう。


顔認証が向いている利用シーン

顔認証と指紋認証の違いを理解したうえで、顔認証が適している利用シーンについて紹介します。


マンションのエントランス

手ぶら解錠の利便性・非接触の観点から、マンションのエントランス解錠に適しています。

賃貸マンションでは一定の入退去が発生するため、現地での登録・削除は管理会社の負担が大きく入居者も手間が発生します。クラウド型システムで事前にアプリなどでの顔写真登録ができるタイプだと、管理会社・入居者ともに負荷が少なく良質な体験を提供できます。

参考)マンション専門の顔認証システム ライナフGate(クラウド型)


オフィスビル・事務所での入退室管理

セキュリティ・手ぶら解錠の利便性の観点から、オフィスのエントランス・部屋の解錠に適しています。
指紋認証もセキュリティ性は高いですが、出勤時にカバンを持っている・オフィス内の移動でPCを持っている場面も多いため、手ぶら解錠できる方が利便性は高いといえます。

大規模なオフィスの場合、同時認証も必要になるためやはり顔認証の活用がおすすめです。


イベント会場・スポーツ施設

事前の登録が可能・非接触・手ぶら認証の観点から、イベント会場等でも顔認証が活用できます。

厳格な本人確認という点では指紋認証も負けていませんが、多くの来場者を素早く認証するためには、照合する為のテータは事前に登録されている必要があります。顔認証であれば、アプリ等から事前に登録ができるため、当日のスムーズな入館が可能です。

また、大規模イベントでは全国各地から不特定多数の人が集まるため、可能な限り非接触化しておくことで来場者の安全を守り理解も得られやすくなると思われます。


まとめ

顔認証と指紋認証は、それぞれメリット・デメリットがありますが、手ぶら認証の利便性・非接触・事前の登録が可能という観点から、顔認証がより利用しやすい生体認証であるといえます。

現在では、空港の出入国ゲート・オフィスビルの入退館・マンションのエントランス解錠・店舗や駅、バスでの決済と幅広い分野で利活用が進んでいます。


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