株式会社ライナフ

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【日本初!宅配や家事代行サービスと提携した賃貸マンション】パルシステムなど5社と提携、自宅不在時でも「サービスが入ってくる家」プロジェクトが東京都大田区「ジニア大森西」にて開始

2018, 01/30 プレスリリース
 不動産活用のためのスマートロックなどのIoT製品を開発している株式会社ライナフ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 滝沢 潔、以下当社)は、宅配や家事代行サービスを提供する5事業会社と提携し、東京都大田区の賃貸マンション「ジニア大森西」にて、日本初となる「サービスが入ってくる家」プロジェクトを2018年2月下旬より開始します。本プロジェクトは、生活協同組合パルシステム東京、株式会社ホワイトプラス、honestbee株式会社、株式会社タスカジ、株式会社ベアーズの5社と提携し、当社製品であるスマートロック「NinjaLock」を活用することで、自宅不在時でも宅配や家事代行サービスを受けることを可能にする日本で初めての取り組みです。
 
■「サービスが入ってくる家」プロジェクト発足の背景
従来「標準世帯」と呼ばれていた夫婦と子供から構成させる世帯は減り、2010年以降は、「単身世帯」がもっとも高い割合の世帯類型になっています(※1)。さらに、「DINKS(Double Income No Kidsの略、共働きで子供を持たない世帯のこと)」も増加傾向にあります。
このような世帯構造の変化とともに、インターネットから購入した品物を自宅で受け取れる宅配や家事代行サービスのニーズが高まっています。しかし、単身者や共働き世帯は日中の時間帯に家を空けることも多く、宅配物の受取や家事代行サービス利用時の鍵の受け渡しが困難な状況にあることも事実です。
私たちライナフは、今後の日本社会に求められる「住まいのカタチ」は、これまで「広さ」や「機能」といったハード面が重視されていたものから、「ITを駆使」し、「より柔軟にサービスが利用できる」ようなソフト面が充実した住まいへと大きく変化すると考え、今回のプロジェクトの立ち上げに至りました。
※1:国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」(2013)より
 

■「サービスが入ってくる家」プロジェクトとは

「サービスが入ってくる家」プロジェクトとは、当社製品であるスマートロック「Ninja Lock」やオートエントランス解錠システム「NinjaEntrance」などのIoT製品を活用することで、入居者の自宅不在時にも、荷物の宅配や家事代行などの各種宅配サービスが家の中に入ってくることを可能にするものです。

■「サービスが入ってくる家」プロジェクトの仕組みと提携サービスについて

東京都大田区の賃貸マンション「ジニア大森西」にて、共有エントランス部に「NinjaEntrance」を、36室の全ての居室に「NinjaLock」を設置します。サービスが入ってくる家プロジェクトオペレーション専用のコールセンターが、電話による各事業者のサービススタッフの本人確認と、インターネットを経由した鍵の開閉操作を遠隔で行います。入居者は、スマートフォンの「NinjaLock」専用アプリから自室玄関ドアの開閉履歴を随時確認できます。また、居室不在時のセキュリティ強化のために、玄関部の人の出入りの動きを撮影し、スマートフォンアプリから確認できるクラウドカメラ「Safie(セーフィー)」と、錠前付きの室内扉を設置しています。

「サービスが入ってくる家」プロジェクト提携事業会社一覧

(サービス区分ごとに社名50音順)

今回の発表に際し、提携企業さまよりエンドースメントをいただいております。

生活協同組合パルシステム東京 事業運営部 部長 小林 秀信氏

生活協同組合パルシステム東京は、この度株式会社ライナフ様から、「サービスの入ってくる家」が発表されたことを大変嬉しく思います。また、本プロジェクトが日本初ということもあり、このような貴重な機会にパルシステム東京にお声掛けいただいたこと、深く感謝を申し上げます。「サービスの入ってくる家」が広まれば、宅配業界の中でも課題となっている不在宅問題の解消に大きく貢献されることは、間違いありません。今後も単身世帯の増加、夫婦共働き世帯の増加に伴い、ますます不在宅が増えることが予測される為、消費者の満足度向上と宅配業界の生産性向上に大きく貢献していくものと期待しております。パルシステム東京は今後も株式会社ライナフ様と連携し、さらに発展したサービスを消費者にお届けすべく、一層注力してまいります。

株式会社ホワイトプラス 代表取締役社長 井下 孝之氏

単身世帯、共働き世帯が増加する中、宅配サービス需要は今後も拡大していくことが予想されます。特に共働き世帯は1,000万世帯を越えて増え続けており、拡大する需要に対して、「サービスが入ってくる家」プロジェクトが新しい解となる可能性に大変期待しております。なかでも、クリーニングは店舗の営業時間が一般的な小売店よりも短く、サービスを利用できずに困っている方が多くいらっしゃいます。今回のプロジェクトによって、時間を気にすることなく、自由にクリーニングを使って「お気に入りをもっと着たくなる」世界をリネットが提供できることを楽しみにしています。

honestbee株式会社 Country Manager 宮内 秀明氏

 「サービスが入ってくる家」プロジェクトの設立へ心よりお祝い申し上げます。私たち、「地域密着型」オンライン買い物代行サービス honestbeeは、「正直な働き蜂」という社名のもと現代版の”御用聞き”として、「地域の商品」を「地域の方が」「地域の方へ」というコンセプトの「シェアリングエコノミーモデル」を強みに事業を展開しております。この強みを生かし、「サービスの入ってくる家」をより良いかたちで具現化するため、強いパートナシップ意識をもって本プロジェクトへ参画することをお約束いたします。

株式会社タスカジ 代表取締役社長 和田 幸子氏

株式会社タスカジは、株式会社ライナフ、honestbee株式会社、生活協同組合パルシステム東京、株式会社ベアーズ、株式会社ホワイトプラス との「サービスが入ってくる家」プロジェクトにおける協業を心より歓迎致します。本プロジェクトではスマートロックなどのIoT製品を活用することで、遠隔操作によるサービススタッフの本人認証とマンション内への受け入れ、居室ドアの解錠を実現します。家事代行をはじめとする様々な生活に関わるサービススタッフが「拡大家族」として居住者の生活をより豊かにする足がかりとなることを期待します。

株式会社ベアーズ マーケティング部 部長 後藤 晃氏

ベアーズは、家事代行サービスを“日本の暮らしの新しいインフラとする”を合言葉に、リーディングカンパニーとして、家事代行サービス業界の成長と発展に貢献してきました。共働きや介護等、今後、家事代行サービスがますます“日本の暮らしの新しいインフラ”として求められていく中で、自宅不在時でも各種サービスを気軽に受けられる今回の取り組みは、お客様の暮らしをより快適で豊かにする革新的なものです。今回の「サービスが入ってくる家」プロジェクトを通じ、ベアーズでは今まで以上にお客様の暮らしに寄り添う、「安心」「安全」「快適」「便利」なサービスの提供に努めてまいります。

セーフィー株式会社 CMO 小室 秀明氏

この度の「サービスが入ってくる家」において、弊社のクラウド録画型映像プラットフォーム「Safie(セーフィー)」では、防犯・監視カメラとしてご入居様の目や耳の代わりとなり、不在時の玄関を撮影・録画し、スマホやPCからいつでもどこからでもLIVEも録画映像もご覧頂くことが出来ます。ドアが開いたタイミングを動体検知機能でプッシュ通知やメールでお知らせすることも可能ですので、不在時に宅配や家事代行サービスを安心してご利用頂くための、映像プラットフォームとしてご活用頂きたいと考えています。単身世帯や共働き世代が増える中で、皆様の生活をより豊かにするIoTサービスをライナフ様と共に提供してきたいと思っております。

■「サービスが入ってくる家」コンセプトムービー

以下YouTubeのリンクよりご覧いただけます。

https://youtu.be/gNYKs-20944

■「ジニア大森西」物件概要

  

所在地:東京都大田区大森西1-19-14
規模・構造:地上7階・鉄筋コンクリート造
総戸数:36戸
間取り/専有面積:1LDK/47.77平米
建物竣工時期:2018年2月下旬(予定)
管理会社:東急住宅リース株式会社
※記載されている会社名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

■株式会社ライナフについて
「不動産に確かな価値」をビジョンに掲げ、不動産向けIoT製品「NinjaLock」(スマートロック)、「NinjaEntrance」(スマートエントランス)を発売。更にスマートロックを活用した仲介予約システム「スマート内覧」や貸会議室予約システム「スマート会議室」などのWEBの仕組みと連動したサービスも幅広く展開しています。
今回の「サービスが入ってくる家」プロジェクトでは、IoT製品と各種宅配サービスを組み合わせることで、入居者の生活の質と物件の付加価値の向上を提案します。今後も、全ての不動産に新しい価値を提供していきます。