株式会社ライナフ

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「みんなそう言っている」と言う人に伝える言葉

2017, 07/05

討論をしている中で、好きでない表現があります。
それは、「みんなそう思っている。」とか「みんな納得しない。」とか、そういうのです。
昔、麻生太郎がマスコミに囲まれてインタビューをされていたときに、
マスコミ「この疑惑については、みんな納得していませんよ。」
麻生さん「みんな納得していない、ってなんで言えるの?」
マスコミ「いや、新聞や雑誌でも、そのように言われています。」
麻生さん「ふーん、おたくの新聞以外で、どこの新聞と雑誌が同じことを言っているか、挙げてみて?」
マスコミ「・・・・・・。」
っというやり取りがありました。(数年前なのでうろ覚えですが。)
これは、結構目からうろこが落ちるやり取りでして、いろいろな事象を正確に判断する時に、ざっくりと「多くの顧客が」とか「ユーザーのほとんどが」という場合、何を根拠にそれが語られているかを、ちゃんと質問するようにしています。
仕事の現場では、多くの顧客が〇〇を理由にうちのサービスを利用してくれない、ユーザーのほとんどが〇〇を難しいと感じている、といった感じですね。
実際に、何人のユーザーがその意見を出したのか、具体名を聞かせて欲しい、というと、2,3社程度であることが多いです。
5社のうち2,3社なら真実ですが、100社のうち2,3社なら、その「多くの顧客が」は真実ではありません。
この反論は、相手を論破するためではないのです。
その意見が事実か、事実ではないのか、を見極めるための反論なのです。
ちなみに、この手法であたかも自分の意見を全体の意見であるように見せる一番の手練れは、「そんな説明では国民は納得しませんよ!」でお馴染みの田原総一朗さんでしょうw