オフィスの在り方について
コロナに対応したオフィスの在り方、について、企業によって方向性が分かれました。
あまりにも真逆で、面白いんです。
・リモートワークへ変化した企業は、オフィスの面積を半分以下にしはじめた。結果、家賃が大幅に減っていった。
・リモートワークへ変化しなかった企業は、ソーシャルディスタンスを守るために、机の距離をあけ、結果、今までの人数を出社させると入らないため、オフィスの面積を増やした。
片方、特にIT系の企業は、オフィス面積を減らし、固定費を減らします。
ちなみに、オフィスの家賃ってどのくらいなのか?ピンとこない人も多いと思うので、参考までになのですが、今のライナフで社員1名あたり、月6万円です。
なお、弊社のオフィスは、借りた日から1年後には退去する約束で契約しているため、家賃は激安です。
都心のオフィス賃料で考えると、社員1名あたり、月10万円くらいのオフィス賃料、が標準ですね。50名なら500万円。
丸の内や渋谷駅前などの一等地だと、これが1名あたり月20万円くらいまで上がったりします。
話を戻します。
つまり、オフィスの賃料が増やせる、というのは、それだけ固定費に余裕が出るため、給与の原資とすることができるようになる、ということなのです。
高い給与を提供できる会社になる、ということです。
一方、会社への出勤を前提とする会社は、オフィス面積を増やすため、より利益が出づらくなり、結果、給与には下げ圧力がかかります。
社会変化に対応した会社は、通勤ラッシュを強制せず、給与は上がり、各々には自分を律して高いパフォーマンスを上げることを要求する会社へ。
社会変化に対応できなかった会社は、通期ラッシュを強制し、定期券代と家賃を負担し続け、固定費が上がった分、給与は下がりやすくなり、今まで通り勤務時間と勤務場所を要求する会社へ。
どちらが、これからの時代に競争力があるかは、一目瞭然だと思うのです。
さて、あなたの会社はどのような対応をしていますか?