株式会社ライナフ

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コロナ禍の反省会

2026, 04/12

さて、コロナが5類に移行して収束した2023年5月から、まもなく3年が経ちます。

改めて、自分の中でコロナ禍での意思決定について、一人で反省会をしてみました。

反省点その1:

「ピンチはチャンス!」と思って、動きすぎたこと

この危機を逆にチャンスに!と思って、体温を検温する顔認証のサービスをリリースしました。

ほとんど売れない(売らない)まま、コロナが終わりました。

今から振り返ると、コロナ禍では固定費を抑え、収束するまで、じっと、コロナが終わったあとの研究開発をすべきだったと思っています。

ただ、あのときは、「このコロナをチャンスにして、飛躍してやる!」と、アクセルを踏んでしまいました。

反省しています。

ただ、このときに作った顔認証をクラウドで実施する仕組みは、その後の商品に引き継がれて、顔認証が今、旬となってきたタイミングで価値を発揮しているので、顔認証の取り組みは悪くなかったです。

検温はいらなかったね。

反省その2:

Withコロナ、とかいう言葉に惑わされた

これも、今となっては仕方ないとも言えるのですが、「これからはコロナとともに生きる時代」みたいな、「検温は日常生活の一部になる」「マスクをつけるのが普通の生活になる」みたいな、そんな流れを信じてしまいました。

コロナについては、どんどん変異種が出てきたため、このまま延々と、ウイルスと戦い続ける生活になるのではないかと思ってしまいました。

反省1の検温機能付き製品もそうですが、Withコロナ時代を見据えて行動したことは、だいたい、意味のないものとなってしまいました。

反省その3:

コロナを言い訳にした自分がいました

ある大手企業との取り組みがうまく行っていないときに、「コロナだから仕方ない」と諦め、思考を停止した自分がいました。

本当の問題はコロナではなく、その大手企業の特質(営業力や営業手法)についての理解度の低さだったのですが、うまくいっていないことについて、大手企業からは「コロナのせいで」と言われた言葉を、鵜呑みにしてしまいました。

なぜ、もっと深く考えなかったのか。反省しきりです。

反省というよりは継続的に悩むこと:

リモートワークです。

リモートワークの導入により、子育て世帯が働きやすくなり、特に女性の活躍が増えました。

子供を保育園に通わせながら、子どもの体調不良=急な欠勤、ではなく、リモートに切り替えて働くことができるようになったため、ライナフメンバーの生活環境は良くなったと思います。

一方で、リモートワークによってなくなってしまったカルチャーもありました。

「先輩の仕事を横でなんとなく見ながら、学んでいたこと」「電話の仕方を耳で覚えていたこと」「ふと悩んで、手が止まっていることに対して、先輩が『大丈夫?どした?』と声をかけること」 

人が集まることで、受動的に得ることができていた学びが減り、能動的にコミュニケーションや学びを取りに行く人以外は、成長が遅くなりました。

コロナを経てよかったこと:

オンライン会議が普及したこと。

弊社のように、小規模で日本全国の企業に対応するには、「オンライン会議なんて失礼な。ちゃんと会いに来なさい。」という風潮がなくなり、簡単な打ち合わせはオンラインで済むようになりました。

だからこそ、ちゃんとリアルで会いに行くことの価値も再確認し、僕個人としては、初回訪問、とブレスト的な打ち合わせ、は、極力リアルで訪問するようにしています。

まとめ:

人の社会人スキルについて、年の功、的な言い方がありますが、コロナ禍を経た社会人の人と、そうでない人では、またパンデミックが起きたときに心構えが違うと思うんです。

これが、年の功、になるんだな、と思いました。

個人的には、リーマンショックと、コロナ禍については、それを社会人として体験した人とそうでない人で、意思決定が分かれるのではないかと考えています。

願わくば、社会全体が今回の、コロナ禍の反省をもとに、進化していることを祈っています。

(また、自治体ごとにバラバラにワクチン接種の予約サイトが立ち上がったり、給付金を配る仕組みがない、とかならないことを祈ります)