次世代のOSとして、音声認識が注目をされています。
2017, 01/24
次世代のOSとして、音声認識が注目をされています。
もちろん、現時点での本命は、またまたAmazonのAlexaでしょう。
これから、家電もコンピューターも、音声で制御ができる時代になる。
それはまさに、SFの世界で描かれていたように、コンピューターと会話をして、「〇〇をしておいて。」「OK、ボス。」のような指示になります。
で、この音声認識時代が到来するにあたり、過去最大級の言語の壁が日本のテクノロジーに訪れていると感じるのです。
もともと、ネットの世界は90%以上が英語の情報なので、日本語のページだけを見ていると情報が少ないという状態にあったのですが、この音声認識については致命的に、日本語の認識が弱いのです。
アメリカやヨーロッパの会社は、英語の音声認識に巨額のお金を投じ、天文学的な数の音声サンプルをとっているのに対して、日本語の音声認識にお金を投じるのは日本企業のみ。
サンプル数も、全世界で集めている英語と違って、極端に少ないです。
音声認識がコンピューターの標準となった時、改めて日本はガラパゴス化してしまうのではないか。
ガラケーがなくなって、スマホになってやっと、世界標準に近づいたと思ったら、またガラパゴス化してしまうのではないか。
そんな危機感を覚えます。