AIという言葉の旬が終わった

世の中にはバズワード（＝流行語）のようなものがあり、昨年のベンチャー界隈でのバズワードは間違いなく「AI」でした。
で、このAI（人工知能）という言葉の旬が終わった、というの最近の感想です。
なぜ終わったのか。
それは、AIではないものを、AIと呼んでセールスしたり報道したりするケースがあまりに多く、飽きられたからでしょう。
そもそも、AI（人工知能）は、知能があって、自動的に学習するという強みがあるのに対して、世の中でAI搭載と言われているサービスの多くは、大量のデータを背景にした統計学的サービスであったり、裏で人が人力で応対を考えていたりするからです。
・不動産価格をAIが自動判定！
・AIがチャットで自動応答！
・AIがお米の焚き方を自動的に（以下略
これらのサービスがもし本当にAIで、自動的に学習をして進化するなら、すでに人類を超えているって・・・。
機械学習、という表現を使っている方が、まだ、正直ですよね。
機械学習だけでも十分素晴らしい技術なので、AIという流行りの言葉にまぶさないで、素直に機会学習、ビッグデータの活用、と言えばいいのに。
ということで、AIという言葉には騙さないようにしましょう。