仕組みができなければベンチャーは死ぬ

ライナフは現在、設立2年4カ月。
まだまだ未熟な会社で、顧客もそこまで多くありません。
今、このときに集中して行うべきことの中に、仕組みづくりがあります。
ライナフが今後、拡大するためにやらなくてはいけない、数多の仕組み作りです。
「コールセンターに○〇という問い合わせがよく入るので、その対応で忙しくて。」
ん？それは、これからさらにお客さんが増えたら、どう対応するつもりなのか？
それを彼は考えているのか？
コールセンターに多く問い合わせが入るなら、なぜQ&Aに掲載しないのか？
Q&Aが充実してくれば、コールセンターの問い合わせは減るはずだ。
そもそも、その問い合わせを減らそうという意識を、一度でも持ったのか・・・？
急拡大をするベンチャーにとって、仕事を減らすための仕事、すなわち仕組みづくりは必須課題であり、これができなければベンチャーは死にます。確実に。
それだけ、仕組みづくりというのは最重要課題です。
営業にといてもそこは同じで、個人の能力ではなく営業の仕組みとしてどこまで落とし込めるか、営業がより創造的な仕事に集中し、それ以外の部分をどこまで自動化できるか、という視点が重要です。
今、行っている日常業務の80%は、今後、仕組み化するための課題探しとトライ&エラーであり、仕組み化こそが業務のゴールです。
仕組み化されたあとは、その仕組みの改善を繰り返していけば、どんどん強い会社になっていきます。
と、いうわけで、まずは「仕組み化することを考える習慣をつけるための」仕組み化を、早急にやらなくてはいけないと思いました。