ベンチャー企業の母集団が日本を変える
2017, 10/30
先日、政策金融公庫の、社内行員向けセミナーに登壇者として呼ばれたときに、一緒に登壇した社長さんが良いことを話していました。
「政策金融公庫、ひいては、国はもっと、ベンチャーを応援して欲しい。もちろん、お金を貸す以上は審査が大事なのは十分わかっているのだけれど、
日本はアメリカやヨーロッパに比べて、ベンチャーの数が少なすぎる。
ベンチャー企業の母集団を作らないと、そこから世界で戦うような一流プレイヤーは現れない。」
いいことを言うなぁ、と思いました。
僕も、ベンチャーをやりながら、同じことをよく思っています。
スポーツにおいても、その競技が強い国には必ず一定以上の競技人口があり、その大きな母集団の中からスーパープレイヤーが現れます。
競技人口が少ないと、どうしてもその競技については、弱くなりやすいです。
ベンチャーもやはり同じで、日本国内に多くのベンチャーが生まれない限り、日本初のビッグベンチャーは生まれづらい。
もちろん、ライバルが増えるということは望ましくないという面もあるのですが、そんな小さなことを考えていたら、絶対に大きな成果を残すことはできないですよね。
日本に1社でも多く、本気のベンチャーが増えることを心から願っています。