株式会社ライナフ

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USE CASE
導入事例

リモートワークで劇的に変わった働き方とその背景とは

株式会社TonTon

株式会社TonTon

不動産事業だけでなく、多角的な事業を展開している中目黒の株式会社TonTon。サービス導入当初から管理物件を順調に増やし、特に同社の完全成果報酬型のコミットメント管理プランはオーナーからも高い評価を受けています。今回は、賃貸経営管理を担当している執行役員の東様にお伺いします。

ー スマート物確を導入しようとしたきっかけと導入時の課題感をお聞きできればと思います。

東様:導入当時の2019年11月は4~5人ぐらいで業務を回していて、700戸ぐらいを管理していました。物件確認の電話が非常に多く、業務への負担が大きかったです。土日は施工担当のみが出社して事務担当は休みなのですが、全ての電話を僕の携帯に転送されるよう設定していたので、全く休んだ気になれなくて、これらを何とか解決したいと思っていました。当時は不動産賃貸管理を立ち上げて2年目でしたので、がむしゃらに営業していたこともあり、そこまで不動産テックにも詳しくなかったのでまずは情報収集をはじめました。

ー スマート物確を導入する際は、他社との検討はあったのですか?

東様:比較検討は一切していなくて、僕が勝手に決めて導入までもっていきました(笑)。アットホーム社のATBB(不動産業務総合支援サイト)と連携ができるのが決め手でしたね。

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ー 実際、弊社のサービスを使ってみて最初はどうでしたか?

東様:所感でいうと、導入して良かったなと思いました。正直実際どうなるかは分からないですけど、ライナフさんからレポートを毎月いただけるので、データを見るとそんなに問い合わせが減っている感じもなさそうですし、そこで対応が完結していたりもするんで不安な気持ちはなくなりましたね。

ー 利用開始後、仲介業者の反応はどうでしたか?

東様:スマート物確に関しては全く問題なく使えているようでした。予約から内覧実施までシームレスに行える「スマート内覧」を案内すると「え、何それ??」という反応が多かったので、当初は仲介会社様がちゃんと使ってくれるかは不安でした。スマート内覧があればWebから予約できるので「FAXで内見の依頼書を送ったので、内見の予約方法を教えてください。」という確認の電話がくるんですね。その場合、「スマート内覧から予約をお願いします。」という案内のみしていますが、それで内見の予約が入るようになりました。仮にそれで予約が入らなかったら、それだけのレベルかなというスタンスです。

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ー 各サービスを利用した結果、どのような成果がありましたか?

東様:社員の働き方が変わったことだと思っています。スマート物確を導入してから電話対応する人員を減らすことができました。導入前は常時2,3人は必要でしたが、今では募集の担当者が一人で問い合わせに対応できています。加えて土日の対応も格段に減りました。またスマート内覧を併用するようになってからは内覧を受け付けるFAXが不要になったので、コロナ渦でもほとんどのスタッフは在宅ワークが可能になりました。内見数の分析などもできるのでアナログな数値管理から一変して家主への報告にも効率的に活用できてます。

ー ありがとうございます。業務効率化によって生まれた時間を今後どのように有効活用していくのですか?

東様:おかげさまで導入当初から管理物件は増えて、立ち上げから3年で約1,300戸になりました。これまで電話対応していた時間を営業に充てることができたおかげです。さらに管理物件を増やすために営業を増やしているので、今後はマネジメントや、新たなITツール導入の検討、新規事業の企画、推進を中心に時間を使っていきたいですね。

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ー 今後どのようなITツールを検討していますか?

東様:最近の話だと9月にVR内見を導入しました。あとは、今使っている不動産管理システムを切り替えようと思っています。今後、あったら良いと思っているのは入居者と不動産オーナーを繋ぐアプリのようなサービスです。別事業としてドローン事業をやっているんですけど、これが今とにかく軌道にのっていまして、不動産管理にドローンのテクノロジーを後ますますニーズが高まるであろう建物管理の分野で何かしらの最先端ツールは導入したいと考えています。

ー 最後の質問になります。今後ライナフに期待することは何かありますか?

東様:不動産会社はたくさんあってどうしてもライバル意識が生まれますよね。でも僕は仲間意識を持ってビジネスしたいなって考えています。横の繋がりを大切にしながら業界全体を盛り上げたいと思っていまして、ライナフさんにはその間に入ってハブのような存在になってもらいたいなと思っています。

※ページ上の内容は2020年11月時点の情報です。